プレミアリーグのリバプールが現地10月30日にリーグカップ(カラバオカップ)で、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに3-2で勝利。試合には多くの見どころがあり、その中でもリバプール所属の日本代表キャプテンMF遠藤航の信頼性は高いと注目されている。
この試合、遠藤とポジションを争うオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフが休養を取る中、遠藤は今2024/25シーズン2回目の先発出場を果たした。
UKのリバプール専門メディア『This Is Anfield』は「リバプールのアルネ・スロット監督がアンカーとして重視するグラフェンベルフのようなボール扱いの特性は持たないものの、遠藤はピッチに立つことでリバプールにとって貴重な存在となっている」と評価。また「DF陣の前に位置するダブルボランチとしてプレーした遠藤は、22歳の中盤パートナーであるMFタイラー・モートンをゲームの中で導きつつ、巧みに試合を展開した」とその活躍を称賛している。
また、スロット監督が懸念する遠藤の弱点、すなわち守備的な位置でボールを受け取り、素早く守備から攻撃に転じる能力の不足は、この試合では問題とはならなかったと綴られた。遠藤はボールを持つ際も落ち着いており、64分間のプレー中に一度もボールを奪われることはなかった。
一方で試合を通して、ボールをもう少し早く離すべき場面もあったかもしれないことも指摘されたが、遠藤は37本中31本(84%)のパスを成功させ、そのうち3本はファイナルサードへのパスだった。
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