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マチェイ・スコルジャ監督とともに、浦和レッズへ復帰したラファル・ジャナスコーチが、9月21日に明治安田J1リーグ第31節FC東京戦を控えるなか、日本サッカーの特徴や日本人の性格について私見を披露。かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタにも言及している。
2023シーズン終了後にスコルジャ監督とともに浦和を離れたジャナス氏。2024年1月からポーランド1部レフ・ポズナンのアシスタントコーチを務めていたが、2023/24シーズン終了後に退任。しばらくフリーの身だったが、再び日本へ渡っている。
ポーランドメディア『TVPスポーツ』で20日に掲載されたインタビュー記事によると、ジャナス氏は「2023年に過ごした日本では、ほとんど良いことしかなかった。再び浦和で何かを得ることが楽しみだ」と、浦和での再挑戦を前向きに捉えている模様。ただ一方で、2023年の浦和在籍時に驚いたこととして以下のようなコメントを残したという。
「東京にいても、(日本人の)英語力は低い。我々には通訳がついている。スコルジャ監督などポーランド人同士ではポーランド語を話し、日本人の前では英語で話しけど、我々の英語を理解できる選手はほんのわずかだ」
「お店やレストランでは通訳をつけなければならない。みんな礼儀正しく、コミュニケーションを取ろうとするが、会話をためらっている。日本人は恥ずかしがり屋な一面がある。うまくできないことがあれば、全くやりたがらない」
またジャナス氏は、Jリーグの特徴を訊かれると、「最高額契約はヨーロッパのトップリーグや中東とは比較にならない。ワールドクラスのスター選手はJリーグに来ない」と、大物選手獲得の可能性に言及。
かつて神戸ではイニエスタやダビド・ビジャなど元バルセロナ所属選手がプレーしていたが、「イニエスタは例外で、バルセロナのスポンサーだった楽天のおかげで来日した。日本はアメリカにさえ対抗できない。そして、大物選手を獲得する気もない。誰もが自分の立場をわきまえなければならないし、誰一人として人の上に立ちすぎることは好まれない。スター選手の契約は歓迎されない」と述べている。
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