南米 欧州その他

欧州移籍が期待される南米の若手トップ10選手

リチャード・リオス 写真:Getty Images

MFリチャード・リオス

  • 国籍:コロンビア
  • 所属:パルメイラス/ブラジル
  • 年齢:24

コロンビア代表MFリチャード・リオスは、なんと2018年の南米のU-20フットサル選手権での活躍がきっかけでスカウトの目に留まり、フィールドプレーヤーに転向した逸材だ。コロンビアの新たな魔法使いと称され、パルメイラスに加入して以降2023年のリーグ優勝に貢献した。

コパ・アメリカ2024でも活躍し、リオスに対するヨーロッパのクラブからの関心は高まった。来夏の移籍の可能性が度々指摘されている。


ルイス・エンヒキ 写真:Getty Images

FWルイス・エンヒキ

  • 国籍:ブラジル
  • 所属:ボタフォゴ/ブラジル
  • 年齢:23

ブラジル代表FWルイス・エンヒキは、強力な左足を持つスピードのあるウインガーで、主に右サイドを担当する。サイドライン沿いを駆け上がり、中央にドリブルでカットインして、ゴール前でフィニッシュを狙うこともできる。

現在23歳のエンヒキは、スペインのレアル・ベティス(2022-2024)に所属していた。同じブラジル出身のMFルーカス・パケタ(ウェストハム・ユナイテッド)と賭博スキャンダルに巻き込まれ、彼自身は調査対象にはならなかったが、ボタフォゴは2024年初めにエンヒキをブラジルに連れ戻している。ブラジルでの活躍が順調であれば、再びヨーロッパに渡る可能性があると予測されている。


ルチアーノ・ロドリゲス 写真:Getty Images

FWルチアーノ・ロドリゲス

  • 国籍:ウルグアイ
  • 所属:バイーア/ブラジル
  • 年齢:21

2023FIFAU-20W杯で優勝したウルグアイ代表チームの一員であり、イタリアとの決勝戦で決勝点となるゴールを決めた輝かしい成績を残しているFWルチアーノ・ロドリゲス。バイーアで順調に成長しており、2024年3月にはA代表でもデビューを果たした。

右利きのウインガーで、世代別のウルグアイ代表では常にエースとしての扱いを受けてきており、クラブでも右ウイングの主力を担っている実力派だ。市場価値は約13億3000万円といわれており、安価なことから、早々に移籍する可能性も否定はできない。


ダミアン・ボバディージャ 写真:Getty Images

MFダミアン・ボバディージャ

  • 国籍:パラグアイ
  • 所属:サンパウロ/ブラジル
  • 年齢:23

元パラグアイ代表GKアルド・ボバディージャの息子であるMFダミアン・ボバディージャは、ブラジルの名門サンパウロでプレーしている。フィールドを広く使い、相手ディフェンスを突破するプレースタイルが特徴だ。

2023年10月にワールドカップ予選に向けたパラグアイ代表チームにも初招集され、2024年に加入したサンパウロでも徐々に頭角を現している。クラブと代表チームで今後も安定した活躍を見せれば、ヨーロッパのクラブから声がかかることもそう遠くはないだろう。


アリソン・サンタナ 写真:Getty Images

MFアリソン・サンタナ

  • 国籍:ブラジル
  • 所属:アトレチコ・ミネイロ/ブラジル
  • 年齢:18

プレミアリーグのクラブから注目されているMFアリソン・サンタナは、ブラジルのアトレチコ・ミネイロで活躍する。15歳でプロ契約を果たしており、まだ少し粗削りではあるがファーストタッチは際立っている。

生まれつき歩幅が長いことを利用した、スピードを減速してから素早く加速するスタイルのドリブルを特徴としている。ボール奪取能力も高く、フィジカルとスキルの向上を果たせば、ヨーロッパへの移籍は早いと予想されている。

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名前:Mount

趣味:お酒、電子音楽、サッカー観賞
好きなチーム:日本代表、ドイツ代表
欧州某国在住、ライター、編集者

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