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フェイエ上田綺世を批判。町田・中山雄太の元同僚「日本人選手は控えめ」

上田綺世 写真:Getty Images

 9月11日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選のバーレーン戦で、PKキッカーを務める際に相手サポーターからレーザーポインターを照射された日本代表FW上田綺世。森保ジャパンで絶対的ストライカーとして活躍する一方、フェイエノールトでは依然として厳しい評価を受けている模様。DF中山雄太(現町田ゼルビア)の元チームメイトからも批判を浴びている。

 2023年8月にフェイエノールトへ移籍して以降、出場機会に恵まれていない上田。2023/24シーズンはオランダ1部リーグで5試合のスタメン出場に終わると、今季もここまでリーグ戦全3試合で途中出場と、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えに甘んじている。

 14日のオランダ1部リーグ第4節フローニンゲン戦を前に、オランダのサッカー番組『FC Rijnmond』では上田のパフォーマンスが話題に。スパルタ・ロッテルダム所属MFペッレ・クレメントは、チームメイトのパリ五輪U23日本代表MF三戸舜介や、元チームメイトである中山、FW斉藤光毅(現QPR)らとの関りをもとに、「日本人選手はきちんとしていて、控えめだ。ロッテルダム(の街中)で夕食をとることもあるみたいだね」と語った上で、上田に対して「彼の移籍金はあまりにも高すぎる。フェイエノールトでゴールが期待されているんだが…」と批判の目を向けたという。

 またエクセルシオールなどオランダ国内の複数クラブでプレーしていた解説者のヘアート・デン・アウデン氏は「上田への信頼はやや薄れている。彼はまだ長い時間プレーするチャンスを与えられていないと思う。いないわけではないが、彼の声は聞こえないし、姿も見えない」と、公式戦における存在感の薄さを指摘している。

 なおクレメントはアヤックスの下部組織出身。2019年1月から2022年6月までPECズヴォレで中山やDFファンウェルメスケルケン際(現川崎フロンターレ)とともにプレーしたほか、2022/23シーズンはRKCヴァールヴァイクに在籍していた。