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旗手怜央に残留推奨!セルティックOBがレスターを格下扱いも「失礼ではない」

旗手怜央 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧にマンチェスター・シティ移籍が噂されるなか、チームメイトのMF旗手怜央にもステップアップ移籍の可能性が浮上。プレミアリーグ昇格組レスター・シティからのオファーも報じられているが、セルティック関係者からはレスターを格下扱いする声が挙がっているという。

 8月18日開催のスコットランドカップ戦でFW前田大然のゴールをアシストするなど、好スタートを切った旗手。英紙『デイリー・メール』が7月末に「レスターが高額オファー提示を検討」と報じると、英メディア『ナショナル・ワールド』は8月19日になってレスター以外にもスペイン、イタリア国内クラブが同選手に関心を寄せている可能性を伝えている。

 そんななか、セルティックOBのフランク・マカヴェニー氏は、旗手に今夏残留を推奨。英メディア『フットボール・インサイダー』で24日に掲載されたインタビュー記事によると、同氏は「旗手は別格だ」と称えた上で、残留すべき理由について以下のように語ったという。

 「彼はあと1年セルティックで良いプレーをしたら、レスターより良いクラブへ移籍できると思う。レスターに対して失礼な言い方ではないが、彼は今以上の結果を残せると思う。旗手がプレミアリーグでプレーしたいと思っていることに疑いの余地はない。だが、もう1年セルティックでプレーする彼の姿を見たい」

 旗手とセルティックの契約期間は、2028年6月まで残っている。そのため、英メディア『スコッツマン』は22日に「セルティックが旗手の移籍交渉で有利な立場にある。来週中にオファーが届く場合でも、セルティックは彼を放出しないだろう」と残留を予想している。イングランドをはじめ欧州主要国の移籍ウィンドウ閉鎖まで残り1週間となる中、果たして旗手のもとにレスターよりも格上のクラブからオファーが届くことはあるのだろうか。