チェルシー、マンU復帰のサンチョを買取義務付きのレンタルで狙う？

　チェルシー（イングランド1部）が、マンチェスター・ユナイテッド（同1部）に所属するイングランド代表MFジェイドン・サンチョ（22）の獲得に興味を持っているようだ。

　マンチェスター・シティ下部組織出身で2017年に加わったボルシア・ドルトムントでブレイクしたサンチョは、2021年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。昨年9月にエリック・テン・ハグ監督と衝突したことから構想外の扱いを受けると、今冬に古巣のドルトムントへレンタルで加わり、ブンデスリーガ14試合で2ゴール3アシストを記録した。

　イギリス『メトロ』によれば、話し合いの末にテン・ハグ監督と和解したことからユナイテッドに復帰したサンチョに対してチェルシーが関心を示している模様。チェルシーはアカデミー出身の2選手に加えて、移籍金を準備しているという。

　加えて、今夏もポルトガル代表FWペドロ・ネトやイングランド人MFキアナン・デューズバリー＝ホールなど積極補強を敢行しているチェルシーはイングランド代表MFの週給30万ポンド（約5000万円）の年俸を全額支払う意思があり、来夏の買取義務も望んでいるようだ。

　その一方で、サンチョはフランス代表FWキリアン・ムバッペが退団してその後釜を探すパリ・サンジェルマン（PSG/フランス1部）への移籍を望んでいるとのこと。ただ、PSGはスタッド・レンヌ（フランス1部）のU-23フランス代表MFデジレ・ドゥエの獲得に迫っているとされている。