
2024明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現8位)は、8月11日に千葉市内で公開練習を行った。今夏にガンバ大阪より期限付き移籍で加入したFW杉山直宏が取材に応じてくれた。
前日に行われた第26節ファジアーノ岡山戦で千葉は前半を4-2-3-1の布陣でスタート。なかなか岡山の牙城を崩すことができず拮抗した展開は後半も続き、終盤にはシステムを変え3バックで対抗するもゴールは生まれない。GK藤田和輝の活躍もあり、試合は0-0のままスコアレスドローで終了した。
リーグ戦における連敗を3でストップし、5試合ぶりのクリーンシートだったことはポジティブであるものの、上位浮上へのきっかけを掴むことはできず攻撃面でも課題を残す結果となった。

期待される化学反応
この日の練習は、岡山戦のスタメンを除いたメンバーで行われた。素走りや対人、ゲーム形式などハードな内容だったが選手たちはアピールに燃えていた。練習終了直後には座り込む選手も多く、杉山もトレーニングウェアの袖が切れており、練習の強度が窺える。岡山戦で後半23分から右サイドハーフで出場した杉山の状態は良さそうだ。チームのなかでも一足早くファンサービスに向かった杉山に試合を振り返ってもらった。
「勝ちたい試合でした。点が欲しいなかで投入されて『得点に絡むプレーをしてほしい』と言われていました。その期待に応えることができなかったのは自分の力不足ですし、次の試合までには改善したいです」と、悔しさを口にした。
杉山が千葉に加入してから2試合目となる岡山戦。現状、千葉の右サイドハーフはFW田中和樹がスタメンとして定着しているが、右利きで縦突破を得意とする田中とプレースタイルが異なる杉山は「左足で持てるので、そこで時間をつくることができると思います。背後を狙う動きはチームの共通認識としてありますが、そこにプラスしてクロスなども自分は求められていると思います」と自身のプレースタイルを説明。
小林慶行監督も杉山について「攻撃面では『数字を出してくれ』『アタッキングサードで彼の質を出してほしい』ということを言っています。守備のなかでも、約束としてハードワークをしてくれというのがありますが、実際にそういったプレーが練習のゲーム形式であったり、横浜FC戦でも出ていた。今まで自分たちの右サイドにはいなかったタイプなので、化学反応を期待したいです」と語っており、千葉の攻守における新たなスパイスとして加わることが期待される。
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