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斉藤光毅、イングランドQPRに移籍も英語が分からない?

斉藤光毅 写真:Getty Images

 クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR/イングランド2部)は現地時間8月13日、U-23日本代表としてパリオリンピック(パリ五輪)で10番を背負ったFW斉藤光毅がロンメル(ベルギー2部)からレンタル移籍で加入することを発表した。レンタル期間は2024/25シーズンいっぱいとのこと。

 その斉藤、早くもQPRの公式インスタグラムに登場した。同時期に入団したFWカラモコ・デンベレとの2ショットのショートムービーが公開されている。その中でサポーターに向けて簡単な挨拶をしたデンベレに対して、斎藤は笑顔のみで声を発しておらず、サポーターには奇妙に映ったようで「彼は英語が分からないのかな?」「斎藤は集中語学講座に参加中」と揶揄されるコメントがみられた。

 一方で「斎藤は非常に優れた選手で、何度か観たが、技術的に才能がある」「斎藤が攻撃を変革する」「斎藤はとても将来有望な選手で、彼のドリブルは独特だ」「私はスパルタ・ロッテルダムで2年間斉藤選手を見てきましたが、彼は見ていて楽しい選手で、素晴らしいウイングです!」と入団を歓迎するコメントも寄せられている。

 斉藤は2021年からヨーロッパの地で生活しており、現地の生活に慣れてきているのは間違いない。ベルギー、オランダと渡り歩き、イングランドへのステップアップを果たした。

 また、クラブの公式インタビューでもQPRを選んだ理由について「自分が目指している目標に対して逆算したとき、QPRでプレーしてより上のステップに行く方法を選んだ」と賢いコメントを残しており、サッカーのスキル以上にIQの方も高いのかもしれない。