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浦和ヘグモ監督解任?鳥栖戦前の伊藤敦樹ら主力退団に「後任監督来ない」

ペア・マティアス・ヘグモ監督 写真:Getty Images

 浦和レッズは今月11日開催の明治安田J1リーグ第26節で、J2降格圏のサガン鳥栖と引き分け。日本代表MF伊藤敦樹のベルギー1部KAAヘント移籍が確実とみられる中、ペア・マティアス・ヘグモ監督解任の可能性を巡って、賛否含めて様々な意見が湧き起っている。

 浦和は72分にFW松尾佑介のゴールで先制も、7分後にGK西川周作が一発退場。数的不利となった後、84分にPKから同点ゴールを献上。勝ち点1の獲得に終わった。

 他クラブよりも1試合消化が少ないとはいえ、第26節終了時点で11位に低迷しているだけに、試合後には一部からヘグモ監督解任を求める声が。Xで「ヘグモ監督」がトレンド入りするなど、監督人事に注目が集まっている。ただ解任派に対して一部のサポーターは「このメンバーなら、どんな監督連れてきても大差ない」「伊藤敦樹も退団するし、圧倒的に駒不足」「中心選手の相次ぐ移籍でベストメンバー組めない状況なのは素人目にも明らかだし、これでヘグモ監督に結果求めるのはあり得ない」「後任監督来ないのでは?」などと、低迷の原因をチーム編成に求めている。

 浦和は今年夏の移籍ウィンドウで主将のDF酒井宏樹、副主将のDFアレクサンダー・ショルツ、中盤の要であるMF岩尾憲、MFオラ・ソルバッケンらが退団。鳥栖戦前には、伊藤のチーム離脱を公式発表するなど、主力選手の流出が止まらない状況だ。

 なお浦和とヘグモ監督の契約期間は2025シーズン終了後まで。今季中の解約となれば違約金も発生するだけに、解任反対派も一定数見られるが、AFCチャンピオンズリーグ優勝に導いたマチェイ・スコルジャ氏の再招へいを求めるコメントも見受けられる。