Jリーグ復帰は？横浜FM・G大阪・町田在籍のアデミウソンがフリーに

　かつて横浜F・マリノス、ガンバ大阪、町田ゼルビアに在籍していたブラジル人FWアデミウソンが、ブラジル2部アヴァイFCを退団した模様。再びフリーになったとみられるだけに、同選手の去就に注目が集まっている。

　現在30歳のアデミウソンは、2015シーズンに横浜FMでプレーすると、翌2016シーズンから5年間にわたりG大阪の絶対的ストライカーとして活躍も、自身の酒気帯び運転が原因でチームを離れた。G大阪退団後は中国の武漢三鎮に在籍。中国1部、2部のタイトルを獲得するなど実績を積み重ねて、昨年9月に町田へ移籍したが、長期離脱中であるブラジル人FWエリキの穴を埋めるだけの結果を残せず。J2リーグ3試合の出場で1ゴールという結果に終わり、今年1月に退団した。

　1か月以上の無所属期間を経て、今年2月下旬にアヴァイFCと2024シーズン終了後までの1年契約を結んでいたアデミウソン。ただ2024シーズンのブラジル2部リーグでは、1試合のスタメン出場でノーゴール。先月20日のセアラーSC戦以降は4試合つづけてベンチ外となっていた。

　そんな中、ブラジルメディア『Futebol Interior』は今月7日に「アヴァイ幹部はアデミウソンの代理人に対して構想外を通告した。今季ここまでのパフォーマンスは、高額年俸に見合わない」とリポート。アヴァイはすでにアデミウソンを選手登録から外したというが、8日時点で同選手の関心を寄せているクラブ、正式オファーの有無は報じられていない。

　今年3月3日開催のサンタカタリーナ州選手権コンコルディアAC戦でのゴラッソが、アヴァイ在籍期間で唯一のゴールだったアデミウソン。試合後のインタビューに、日本語で「ありがとうございます。ありがとうね」とコメントを残していたことで注目を集めていた。