
伝説のヘディングでドイツを牽引
FWアレクサンドラ・ポップ
現所属クラブ:VfLヴォルフスブルク女子(ドイツ1部)
生年月日:1991年4月6日(33歳)
身長:174センチ
利き足:左
パリ五輪グループB所属国(FIFAランキング)
- ドイツ(4位)
- アメリカ(5位)
- オーストラリア(12位)
- ザンビア(64位)
グループBには、FIFAランキング4位のドイツと5位アメリカが顔を揃えている。ランキング上では近しいレベルに感じられる2国だが、この距離感を突き放すようにドイツを牽引しているストライカーがFWアレクサンドラ・ポップだ。
2022/23シーズンのUEFA女子チャンピオンズリーグ(2022年10月19日-2023年6月3日)では、現所属のVfLヴォルフスブルク女子の重要なストライカーとしてチームを準優勝に導いており、昨年W杯では前述の宮澤、ディアニに続きブロンズブーツ賞を獲得した実力の持ち主だ。ポップの持ち味はチームを上げるエネルギッシュな気迫と、そこから放たれる強烈なヘディング!そして相手チームを脅かす左足のミドルシュート。なでしこジャパンとドイツが対戦することになった場合、まずはポップの調子をどうやって崩すかが鍵となりそうだ。

女王スペイン、最優秀若手選手賞に輝いた20歳
FWサルマ・パラジュエロ
現所属クラブ:バルセロナ・フェメニ(スペイン1部)
生年月日:2003年11月13日(20歳)
身長:174センチ
利き足:左
パリ五輪グループC所属国(FIFAランキング)
- スペイン(1位)
- 日本(7位)
- ブラジル(9位)
- ナイジェリア(36位)
昨夏のW杯で優勝を果たしたスペイン女子代表は、今回のパリ五輪が初のオリンピック出場となる。昨年の勢いをそのままに今年も世界の頂点に立つことができるのか、スペインの動きに世界中が注目していることだろう。 代表メンバーの多くがプレッシャーを背負う中で、弱冠20歳の若きFWサルマ・パラジュエロの役割や存在は大きい。
パラジュエロの冷静且つパワフルなシュート力、そして抜群のスピードと共に相手を惑わす独自のボール捌きは、チームを金メダルへと導く重要な要素となるだろう。パラジュエロの特出したスキルを世に広めたきっかけの一つが、昨年W杯での最優秀若手選手賞受賞だ。FIFAはパラジュエロについて「ワールドクラス・スキルの持ち主」として、卓越したドリブル技術とプレー中の視野の広さを評価している。スペインの対戦相手にとって、パラジュエロの壁を越えることは至難の業となりそうだ。
いよいよ明日7月26日に開幕するパリ五輪。なでしこジャパンは初戦でスペイン代表と対戦。果たして日本はどこまで行けるのか!?日本代表への応援はもちろん、各国トップレベルの選手たちのプレーにも大注目だ!
サッカー日本女子代表:グループC ※以下、全て日本時間
第1節:7月26日(金)0:00~スペイン女子代表戦(NHK総合、BSプレミアム4K)
第2節:7月29日(月)0:00~ブラジル女子代表戦(フジテレビ系列、TVer)
第3節:8月1日(木)0:00~ナイジェリア女子代表戦(NHK Eテレ)
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