レアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするスペイン代表FWホセル(34)が、今季限りで退団するようだ。
マドリード・カスティージャに在籍した過去を持つホセルは、ドイツ複数クラブやスペイン複数クラブなどでプレー。昨夏にエスパニョール(スペイン2部)からレンタルで加わると、今季は控えながらここまで高い決定力を武器にラ・リーガ34試合に出場して10ゴール2アシストを記録した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、カルロ・アンチェロッティ監督はチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)戦では劇的な2ゴールでクラブの勝利に貢献したホセルの残留を望んでいたという。
マドリードはエスパニョールから150万ユーロの買取オプションを行使するとの見方が大半だったが、スペイン代表FWは新たな一歩を踏み出すことを決断したという。そして、現在はアル・ガラファ(カタール1部)移籍に向けた交渉を行っており、最終段階にあるようだ。
なお、ドイツ代表MFトニ・クロースが今季限りでの引退を発表しているマドリードは、スペイン代表DFナチョの退団も決定的な状況。その一方で、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からフリートランスファーでフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得したほか、パルメイラス(ブラジル1部)からブラジル代表FWエンドリックが今夏加入予定となっている。
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