町田ゼルビア所属FW平河悠は、3月30日開催の明治安田J1リーグ第5節サガン鳥栖戦で、FWオ・セフンやFW藤本一輝のゴールをアシスト。パリ五輪世代U23日本代表の一員として、AFC U23アジアカップでの活躍も期待される中、川崎フロンターレOBの中村憲剛氏が平河と自身の現役時代を比較している。
今季J1開幕から全試合でスタメン出場の平河。鳥栖戦では4分に自らのボレーシュートに藤本が頭で合わせて、チームに先制ゴールをもたらす。また、53分には高い位置でボールを奪うと、ペナルティエリアでオ・セフンへの横パスにより、追加点をアシスト。そして56分には右サイドからクロスを供給。これにオ・セフンが頭で合わせて、再びゴールネットを揺らした。
1試合で3アシストと全得点に関与し、リーグ戦4連勝の立役者となった平河のパフォーマンスは、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月1日配信開始の「やべっちスタジアム」でも話題に。ゲスト出演の中村氏は、同選手のスプリント回数が「136」とリーグ1位であることを紹介した上で、「ただ走るだけではない。アシストも記録する。量と質が伴っている」と称賛。
「1試合3アシストなんて、僕は現役時代にやったことない。ちょっと嫉妬しています」とジョークを飛ばすと、矢部浩之さんは「まあ、でもタイプが違いますから。そんなに思いつめないで。中村憲剛は凄かったですから」とすかさずフォロー。スタジオは笑いに包まれた。
「U23日本代表でもゴールを決めていますし、これから大注目していきたいと思います」と、平河に期待を寄せている中村氏。パリ五輪世代の有望株であるだけに、同選手の能力に驚きを隠せなかったようだ。
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