レアル・マドリード(スペイン1部)が、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の獲得に自信を持っているようだ。
以前からマドリードとの関係性が盛んに取り沙汰されているムバッペ。なかでも、2022年夏にはPSGと契約満了を迎えることからフリーでの移籍が有力視されていたが、一転してフランス王者と破格の金額で2024年夏までの新契約にサインした。
昨年夏には1年の延長オプション行使を拒否したことから日本ツアーのメンバーから外れるなど、トップチームの練習に参加できなかったムバッペだが、その後はクラブと和解。だが、現行契約は今季限りまでとなっており、フリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が解禁されている。
そのなかで、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、マドリードは自信を持って、ムバッペとの契約を進めているが、まだ何もサインはしていないとのこと。フランス代表FWは近日中に正式決定を下す予定であり、PSGサイドはまだ正式な連絡は受け取っていないようだ。
これはムバッペと交わされた協定の一部であり、重要なステップだという。PSGは同選手が退団した場合に備えて、すでに後釜獲得の計画を準備しており、その候補として一部メディアではミラン(イタリア1部)のポルトガル代表FWラファエル・レオンが浮上している。
なお、ムバッペがマドリード移籍を決断した場合は移籍が近づいた2022年に提示された年俸よりも低くなるようだ。今季もここまでリーグ・アン19試合で20ゴールのスタッツを残している同選手だが、注目の決断まで時間が刻一刻と迫っているようだ。
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