2022年12月に東京ヴェルディのクラブハウスに侵入し、選手着用のジャケットなどを盗んだとして、1月25日に下平武志容疑者(45)が逮捕された。また、同容疑者が稲城市で経営するwing express合同会社が、東京Vと関わりを持つ企業であったことが分かった。
転売目的でクラブハウスに侵入しジャケットなどを盗んだとみられている同容疑者だが、経営する合同会社は東京Vのグリーンパートナーになっていたようだ。グリーンパートナーとは、少額からクラブのパートナーになることができる制度で、2023シーズンは1万円から30万円のプランが用意され、個人、法人問わず対象とされていた。
この事件を受けSNSでは「知らない人だけど、同じクラブを応援する人が、そのクラブから窃盗を働いて転売していただなんて、哀しいな…」など、東京Vのファン・サポーターから悲しみの声が多く挙がっている。
なお、1月25日時点ではwing express合同会社のホームページに「当社は東京ヴェルディのグリーンパートナーです」と記載されていた。また、同社のホームページの代表紹介によると下平容疑者は学生時代にサッカーのプレー経験があり、某Jリーグクラブの下部組織に在籍していたこともあるという。
しかし、27日時点でホームページ自体が利用不可能となり、これらの全ての情報が閲覧できない状態となっている。今後、下平容疑者にはどのような判決が下されるのだろうか。
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