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スタッド・ランス伊東純也に中東移籍待望論が!久保建英や板倉滉は拒否か

伊東純也 写真:Getty Images

 FW中村敬斗とともに、リーグアン(フランス1部)スタッド・ランスでプレーしている日本代表FW伊東純也。AFCアジアカップでの活躍も期待される中、海外では同選手の中東移籍の願う声が沸き起こっている。

 伊東は2022年夏にベルギー1部KRCヘンクからランスへ完全移籍すると、加入1年目の2022/23シーズンから主力選手として活躍。今季もここまでリーグ戦全試合スタメン出場で2ゴール4アシストと、結果を残している。

 また日本代表でも右サイドのレギュラーに定着。カタールW杯アジア最終予選では4試合連続ゴールという記録を打ち立てると、カタールW杯以降もMF三笘薫(ブライトン)とともに替えの利かないアタッカーとして活躍。今年1月1日に行われたタイ戦では、キャプテンマークを巻いてピッチに立つと、50分にMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)の先制ゴールを演出していた。

 そんな伊東には、昨年にレスター・シティやバイエル・レバークーゼン、オリンピック・マルセイユなどが移籍先候補として報じられていたが、ここに来てサウジアラビア国内で同選手に対する人気が高まっている模様。同国1部アル・ヒラルやアル・イテハドのファン・サポーターが、X(旧ツイッター)上で伊東のプレー動画をアップ。年明けにかけて、同選手の獲得を求めるハッシュタグ付きのメッセージが多数確認されている。

 アル・ヒラルは直近5年間でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を2度制覇も、2022/23シーズンのACL決勝では浦和レッズに敗れて準優勝。一方のアル・イテハドは昨年夏にFWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテとスター選手を次々と獲得。リバプール所属FWモハメド・サラーへの関心も取りざたされている。

 サウジアラビア方面からの関心が報じられた日本人選手では、レアル・ソシエダ所属MF久保建英が昨年夏にアル・ヒラルからの4年総額250億円オファーを拒否した模様。ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉もアル・ナスル移籍を拒否したほか、セルティック所属MF旗手怜央やラツィオ所属MF鎌田大地もサウジアラビア国内クラブからの関心に興味を示さなかったという。