
サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月16日開催のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選でミャンマー代表と対戦。DF中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC)に対するラフプレーがある中、日本代表OBの内田篤人氏がミャンマー代表の守備に言及した。
日本は前半からミャンマーを自陣に押し込む中、11分にFW上田綺世(フェイエノールト)がヘディングシュートから先制ゴールを奪うと、28分にはMF鎌田大地(ラツィオ)がミドルシュートで豪快のネットを揺らす。さらに前半アディショナルタイムには上田が角度のない位置からのシュートで追加点を奪うと、50分には南野のパスに上田が反応。ゴールキーパーの動きを見て、技ありのループシュートでハットトリックを達成している。
ミャンマーは前半から自陣でスペースを与えない守備に徹しているが、前半終了間際に中山のすねを踏みつけるシーンも。ネット上では「中山雄太の怪我が心配…」「中山雄太が倒れ込んだらヒヤッとする」「ラフプレーやめろ」といった声が上がっている。
しかし、テレビ朝日系のミャンマー戦中継で解説担当の内田氏は、後半に入っても守備の陣形を崩さないミャンマーの戦い方に「クリーンな守備だし、フェアなプレー」と私見を述べている。
中山は昨年、カタールW杯本大会メンバーに選ばれていたものの、イングランド2部リーグ戦で右足アキレス腱を負傷し、W杯本大会目前にして代表を辞退。半年以上のリハビリ期間を経て、今年夏に実戦復帰。先月には約11か月ぶりとなる代表復帰を果たしている。
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