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日本代表GK交代が物議「ミャンマーに失礼」前川黛也も被シュート本数ゼロ

大迫敬介 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月16日開催のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選ミャンマー戦で5-0と快勝。GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)からGK前川黛也(ヴィッセル神戸)への交代が、ネット上で物議を醸している。

 日本は前半からミャンマーを自陣に押し込む中、11分にFW上田綺世(フェイエノールト)がヘディングシュートから先制ゴールを奪うと、28分にはMF鎌田大地(ラツィオ)がミドルシュートから追加点を奪取。前半アディショナルタイムには上田が角度のない位置からのシュートからゴールネットを揺らした。

 後半に入っても守備に徹するミャンマーを前に、日本は引き続きボールを保持。50分に上田がハットトリックを達成すると、86分にはMF堂安律(SCフライブルク)もゴールをマークした。

 日本はシュート31本、枠内シュート15本を放ったのに対して、ミャンマーはシュートゼロ。ボール支配率でも84%と圧倒した。

 そんな中、森保一監督は81分に大迫を下げて前川を投入。ミャンマーが全くゴールに迫らない中でのGK交代に、X(旧ツイッター)上では「余裕の采配」「大迫は全く出番なかったな」という声が上がっているほか、「大迫は雨降っている中で立ちっぱなしだし、風邪引く」などと森保采配に理解を示すファン・サポーターもいる。

 ただ一方で、被シュート本数ゼロの中での途中交代だっただけに「相手舐めすぎ」「ミャンマーに失礼」と批判も。「前川もボール触っていないから一緒」「フィールドプレーヤーに交代カード充てるべき」といった意見も沸き起こっている。