ブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルク所属のMF堂安律は、サッカー日本代表「森保ジャパン」でメンバー外に。森保一監督は選外の理由を「コンディション不良」と説明したが、日本代表OBの内田篤人氏らが欧州でプレーする日本人選手の自己管理能力に言及している。
カタールW杯のドイツ戦とスペイン戦で、いずれも途中出場直後に同点ゴールをマークした堂安。日本代表の「10」番を背負うなど期待を寄せられているが、先月の欧州遠征でも右サイドでFW伊東純也(スタッド・ランス)の控えに甘んじている。
また所属先のフライブルクでは、昨季につづき主力選手として今季ここまでブンデスリーガ全試合でプレーも、いまだに無得点。今年8月の公式戦では親知らず抜歯の影響で本来のパフォーマンスを発揮できなかった。
内田氏は自身の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』で、堂安の代表メンバー外に言及。「実力を分かっていて、(代表に)呼ばないと思う。移動も大変」と見解を示したが、一部で親知らずの治療が代表選外の理由と報じられていることに話題が及ぶと、「シーズン途中で歯が痛くなったら罰金じゃない?俺シャルケでプレーしていた時そうだったよ」とツッコミ。
するとゲスト出演の代表OB安田理大氏は「(シーズン開幕前に)親知らず抜歯しておけということかな」と、欧州クラブ特有の罰金制度にやや驚いている。
なおカナダ戦では、堂安のライバルである伊東がフル出場。右サイドから何度もチャンスを作るなど、キレのある動きを見せている。堂安としては、来月開幕の北中米W杯アジア2次予選を前にレギュラー奪取のチャンスを逃した格好だ。
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