Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMマスカット監督は残留か。レンジャーズ幹部が接触否定と英紙報道

ケビン・マスカット監督 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスのケビン・マスカット監督には、スコットランド1部レンジャーズ行きが浮上。レンジャーズはFW前田大然擁するセルティックに敗れた後、監督交代論が沸き起こっていたが、同クラブの関係者がマスカット招へいの可能性を否定したようだ。

 レンジャーズは今季ここまでリーグ戦4試合を終えて2勝2敗。今月3日のダービーマッチで敗れて、首位セルティックとの勝ち点差が4に広がったほか、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ進出も逃している。

 それだけに英紙『サン』は「レンジャーズ幹部は、マイケル・ビール監督に時間を与えるか、解任に踏み切るか議論を始めている」とリポート。英ブックメーカー『スポーツレンズ』はビール監督の後任候補として、マスカットを1番人気に支持していた。

 しかし英紙『デイリーレコード』は5日に「レンジャーズの関係者は、マスカットに接触したという報道内容を否定した」とし、現横浜FM指揮官引き抜きの噂を一蹴。現地では、今月の代表ウィーク期間中にレンジャーズが監督交代に踏み切る可能性は低いとの見方が広まっているようだ。

 なおレンジャーズは昨年11月にジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督を解任。この時も現地メディアはマスカットを後任候補に挙げていた。レンジャーズOBであるマスカットは、引き続き横浜F・マリノス監督としてJ1連覇を目指すことになりそうだ。