
9月2日〜3日にかけて行われた、2023明治安田生命J1リーグの第26節。上位勢では横浜F・マリノスが2連敗を喫する中、追うヴィッセル神戸が逆転勝利を収め首位交代となるなど、優勝争いにも影響を与えそうな1節となった。
ここでは、そんなJ1第26節で活躍した選手たちを、ベストイレブン形式で紹介していく。

GK:松本健太(柏レイソル)
3連続引き分けと負けなしも、勝ち点3が遠い柏レイソルは第26節で王者横浜F・マリノスと対戦。2-0の快勝で4試合ぶりとなる勝利を収めた。前半では危険な場面も作られた今節。強烈なブレ球のミドルシュートや直接フリーキックに対し、GK松本健太は好セーブを連発。安定した働きで見事無失点と久々の勝利の立役者となった。

DF:田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)
9戦勝ちなしに苦しむ北海道コンサドーレ札幌は、第26節でガンバ大阪と対戦。4-0の快勝で6月3日の柏レイソル戦以来となる勝利を挙げた。そんな久々の勝利で躍動していたのがDF田中駿汰だ。再三にわたり鋭い読みと的確なポジショニングで決定機を作らせず、攻撃でも4点目のアシストをマーク。”らしさ”を存分に発揮したゲームとなった。

DF:山﨑大地(サンフレッチェ広島)
サンフレッチェ広島にとって、3戦負けなしと再び上昇気流に乗る兆しがある中で迎えた第26節。久々の先発出場を果たしたDF山﨑大地は、身体を張った守備で起用に応えた。推進力のあるサガン鳥栖のMF岩崎悠人の縦突破を阻む場面や、クロスに身体を投げ出すなど献身的なプレーを随所に披露。途中交代となったが、2-0の無失点勝利に大きく貢献した。

DF:毎熊晟矢(セレッソ大阪)
日本代表として欧州遠征メンバーに初選出されたセレッソ大阪のDF毎熊晟矢。第26節では代表選手に相応しいプレーを数多く見せていた。同サイドのMFジョルディ・クルークスとの連携はもちろん、中央と華麗なパスワークで崩しに参加するなど、プレーのスピードと精度を見せつけて勝利に貢献。チームとしても個人としても、より勢いに乗れる結果を残した(対川崎フロンターレ3-0)。

MF:満田誠(サンフレッチェ広島)
復帰後、負傷で離脱していたとは思えないキレを見せ続けているサンフレッチェ広島MF満田誠。第26節でも圧倒的な能力の高さを見せていた(対サガン鳥栖2-0)。中盤低い位置で起用されると序盤から相手の急所を突くパスでチャンスメイクを図り、先制点の場面も絶妙な浮き球パスで起点となった。残念ながらゴールシーンは際どいオフサイドで幻となってしまったが、チームの4戦負けなしに大きく貢献する働きを示した。

MF:ジョルディ・クルークス(セレッソ大阪)
川崎フロンターレをホームに迎えた第26節のセレッソ大阪。3-0の快勝を収め連勝を3に伸ばした。前半は0-0でゲームが動かない展開の中、均衡を破ったのはMFジョルディ・クルークスのクロスだった。ピンポイントのクロスからオウンゴールを誘発して先制点を奪うと、2点目のPKもクルークスのクロスから獲得。ゴール、アシストこそ付かなかったが、見事2ゴールに直結する働きで勝利の立役者となった。

MF:マテウス・サヴィオ(柏レイソル)
今季ここまで、攻撃を牽引する存在として躍動している柏レイソルのMFマテウス・サヴィオは、第26節でも違いを見せた。序盤からサイドでテクニックを見せつけて突破を図り、FW細谷真大との連携でゴールへ迫るシーンも作った。後半にはPKを豪快に沈めて追加点も決め、終盤まで追い回すプレスで守備でも貢献。八面六臂の活躍で、チームに4試合ぶりの勝利をもたらした(対横浜F・マリノス2-0)。
中村草太へのファウルでカードなし…広島vs横浜FCの清水勇人主審に降格処分論
文: Shota | 2025/3/2 | 33
後半荒れ気味のサガン鳥栖vs大宮アルディージャで…山下良美主審に批判相次ぐ
文: Shota | 2025/3/15 | 32
三笘薫のプレーに悪影響も!伊藤洋輝を日本代表OB批判「それさえしない」
文: Shota | 2025/3/22 | 29
広島スキッベ監督苦言・町田の黒田剛監督賛同のファウル判定基準変更に関する署名活動開始
文: Shota | 2025/3/3 | 29
浦和レッズvsファジアーノ岡山でハンド疑惑?VAR担当の荒木友輔氏に批判も
文: Shota | 2025/3/10 | 26