プレミアリーグ リバプール

これこそリバプール!逆転ゴールを決めたヌニェス投入時の勝率はわずか…

ユルゲン・クロップ監督 写真:Getty Images

 日本時間8月28日、プレミアリーグ第3節でリバプールはニューカッスル・ユナイテッドと対戦。途中出場したFWダルウィン・ヌニェスの2ゴールによって逆転勝利(2-1)を収めたが、同選手投入時の勝率に話題が集まっている。

 同試合、リバプールはDFトレント・アレクサンダー=アーノルドのミスによって、ニューカッスルのFWアンソニー・ゴードンに先制点を許した。さらにその3分後、DFフィルジル・ファン・ダイクがゴール前でFWアレクサンデル・イサクを倒して一発退場。試合終了まで残り約60分もの間10人でプレーし、1点を追いかける苦しい展開になっていた。

 そんな中、77分にユルゲン・クロップ監督はMFアレクシス・マック・アリスターに代えてヌニェスを投入。Googleが集計したデータによると、このときのリバプールの勝率はわずか1%だった。

 しかし、不可能を可能にするのがリバプールだ。この投入から4分後、ヌニェスはすぐさまに1点目を決めると、試合終了間際の93分に逆転となる素晴らしいゴールを決めてチームを勝利に導いたのだ。

 リバプールは次節(9月3日)プレミアリーグ第4節でアストン・ビラと対戦。リバプール加入(2022年6月)以降、結果が出せていないと批判を受けているヌニェスだが、加入後全公式戦において先発26試合を含む45試合に出場(2408分)し、21ゴール(17ゴール、4アシスト)に関与している。これを1試合(90分)あたりに置き換えると0.87回のペースだ。今2023/24シーズン、まだ先発出場していない同選手の活躍に期待したい。