FIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア&ニュージーランド大会も準決勝(8月15、16日)と決勝(20日)を残すだけとなり、なでしこジャパン(日本女子代表)はベスト8で敗れてしまったものの(11日対スウェーデン1-2)活躍が伺えた。
これにてサッカーに興味を持った人や、夏休み中の子どもたちと一緒に家族で観戦に出掛けようと考えている人もいるのではないだろうか。そんな時、まず気になるのがスタジアムの立地だ。公共交通機関で向かう際、駅から近くてアクセスしやすいスタジアムはどこなのだろうか。
ここでは、Jリーグ所属のクラブがホームとしているスタジアムの中から、11ヶ所の”駅チカ”施設を紹介しよう。
ヨドコウ桜スタジアム(セレッソ大阪)
大阪府:JR阪和線「鶴ヶ丘駅」から徒歩5分
2019年2月から改修工事が行われ、2021年に24,665人収容のサッカー専用スタジアムとして生まれ変わったセレッソ大阪のホーム、ヨドコウ桜スタジアム。最寄りのJR阪和線「鶴ヶ丘駅」からは徒歩で約5分。他にも大阪メトロ御堂筋線「長居駅」と「西田辺駅」から約7分、JR阪和線「長居駅」からも約8分と複数の駅から10分以内で到着できる行きやすい立地だ。
茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿島アントラーズ)
茨城県:JR「鹿島サッカースタジアム駅」から徒歩2分
1993年日本初のサッカー専用スタジアムとして誕生し、2002年の日韓W杯開催に合わせて改修工事を実施した鹿島アントラーズのホーム、茨城県立カシマサッカースタジアム。現在では実に40,003人の収容数を誇る。海外への放送設備など国際試合にも対応しており、Jリーグ開催日のみの臨時停車駅であるJR「鹿島サッカースタジアム駅」からは、なんと徒歩約2分の距離。また、JR東京駅八重洲口から運行される高速バス(約125分)を利用する人も多い。
サンガスタジアム by KYOCERA(京都サンガ)
京都府:JR山陰線(嵯峨野線)「亀岡駅」から徒歩3分
2020年にオープンしたばかりの球技場、サンガスタジアム by KYOCERAは、約21,600人を収容する京都サンガのホーム。2023シーズンのJ1クラブスタジアムでは最も新しく、最寄り駅であるJR山陰線(嵯峨野線)「亀岡駅」からは徒歩約3分の近距離にあり、暑い時期の移動も安心だ。またサッカーやラグビーの国際試合にも対応しており、2021年7月には、なでしこジャパン(日本女子代表)とオーストラリア女子代表の試合(1-0)が開催された。
駅前不動産スタジアム(サガン鳥栖)
佐賀県:JR「鳥栖駅」から徒歩5分
2019年からの命名権契約により、駅前不動産スタジアム(旧鳥栖スタジアム)の愛称となったサガン鳥栖のホーム。収容人数は24,490人。最寄り駅は、JR鹿児島本線と長崎本線が乗り入れている「鳥栖駅」で、駅からスタジアムまでは徒歩約5分の好立地。九州新幹線が停車する「新鳥栖駅」から「鳥栖駅」までもわずか1駅とアクセス環境は抜群だ。駅のホームから見えるほどの近距離で、歩道橋を越えるとすぐ目の前がスタジアム。試合終了後には混雑するものの、道のりを迷う心配はない。
ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
兵庫県:地下鉄海岸線「御崎公園駅」から徒歩5分
ヴィッセル神戸のホームであるノエビアスタジアム神戸は、2002年の日韓W杯に向けて改築した球技場だ。28,996人(※)の収容人数を誇り、開閉式の屋根が特徴となっている。地下鉄海岸線「御崎公園駅」から徒歩で約5分の距離にあり、試合後混雑した際には余韻に浸りながらJR神戸線(山陽本線)「兵庫駅」まで20分ほど歩くという選択肢もある。
※Jリーグクラブライセンスの入場可能数
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