Jリーグ ヴィッセル神戸

「神戸監督の起用法が…」ムゴシャ韓国復帰弾巡り激論「Jリーグの方が上」

ステファン・ムゴシャ 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸から仁川ユナイテッドへ完全移籍したモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャが、今月13日の韓国1部リーグ戦で復帰後初ゴールをマーク。ネット上で神戸率いる吉田孝行監督の起用法に疑問や、Jリーグと韓国1部リーグの比較論が沸き起こっている。

 ムゴシャは昨年6月に仁川から神戸へ完全移籍したものの、来日1年目の昨季はJ1リーグで5試合の出場にとどまり無得点。今季は3月4日に行われたJ1第3節ガンバ大阪戦での途中出場を最後にリーグ戦で出番がなかった。

 神戸で構想外となった同選手は、先月10日に仁川への復帰が正式決定。今月6日の全北現代戦で復帰デビューを飾ると、13日の大邱戦で前半23分にペナルティエリア中央から右足を振りぬき、ゴールネットを揺らした。

 このムゴシャのゴールシーンは、X(旧ツイッター)上で拡散。「神戸での使われ方が良くなかった」「吉田監督の起用法がダメだった」など、神戸指揮官に対する否定的なコメントが散見されている。

 一方、このシーンではムゴシャがシュートを放つ直前、大邱のゴール前にスペースがあった。それだけに「日本だとこんなスペースがら空きの試合はない」「Jリーグの方がレベル高い」などと、Jリーグのレベルが韓国1部リーグよりも高いと捉えるファンもいる。

 なおムゴシャは先日、神戸移籍の過程や吉田監督との関係性に言及。韓国テレビ局『CBS』のインタビューで以下のようなコメントを残していた。

 「日本に行く前、契約書にサインする間に僕を選んだ監督(ミゲル・アンヘル・ロティーナ)が解任されて、新しい監督(吉田孝行)がやって来た。その監督は日本人選手を起用する監督であり、今も日本人選手ばかり起用する」

 「イニエスタも今の監督のもとであまりプレーできなかった。多くの外国人選手が監督との間に問題を抱えていたんだ。日本に行く前、コンディションがとても良かったし、良い状態で神戸へ行くという期待があった。だけど例外なく僕も排除されたよ」