Jリーグファン・サポーターの選手に対する高圧的な態度が物議を醸している。徳島ヴォルティス所属FW柿谷曜一朗は今月6日のジェフユナイテッド市原・千葉後にゴール裏のサポーターと意見交換。その時の様子がネット上で拡散されると、元アメリカンフットボール選手の河口正史氏がサッカーファンに対する印象を述べている。
徳島は6月11日にホームで行われたJ2リーグ第20節・栃木SC戦を最後に、リーグ戦で勝利から見放されている。ホーム開催の千葉戦では、終盤まで3-1とリードしながらも、後半41分から8分間で2失点。今月13日のアウェイ栃木戦でも2-2の引き分けに終わり、J3降格圏から抜け出せなかった。
チームが苦境に陥る中、柿谷と徳島サポーターによるやり取りはX(旧ツイッター)などで拡散。同選手が熱いメッセージでファン・サポーターに共闘を呼びかける一方、一部のサポーターが激しい口調で徳島所属選手を責めているだけに、ネット上ではサッカーファンの民度について議論が交わされている。
すると河口氏も13日に自身のXを更新。動画投稿を引用した上で、以下のように自身の感想を述べた。
「この試合後のお説教時間みたいなのってJリーグは全チームやってんの? 世界のサッカー文化? なんでファンがこんなに偉そうなの? 偉そうでも良いんだけどなんでこんな形式ばって選手が相手にしてんの? ファン?チームOB? 違和感しかない、、」
立命館大学出身の河口氏は、現役時代にアサヒビールシルバースターなどでプレーしていたほか、NFL(米プロフットボール)所属サンフランシスコ・49ersのキャンプにも参加。現役引退後は桜美林大学アメフト部のトレーナーを務めているほか、現在は都内でパーソナルトレーニングジムを経営。清水エスパルス所属の日本代表GK権田修一をはじめ、多くのJリーガーが河口氏経営のジムに通っている。
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