
準決勝2戦目:イングランドVSオーストラリア
イングランドのここまでの戦績
- グループステージ:ハイチ戦1-0、デンマーク戦1-0、中国戦6-1
- ノックアウトステージ:ナイジェリア戦0-0(PK4-2)、コロンビア戦2-1
オーストラリアのここまでの戦績
- グループステージ:アイルランド戦1-0、ナイジェリア戦2-3、カナダ戦4-0
- ノックアウトステージ:デンマーク戦2-0、フランス戦0-0(PK7-6)
注目:ベストメンバーではない欧州王者イングランド
2022年のUEFA欧州女子選手権(ユーロ)でドイツを破り、ヨーロッパチャンピオンとして今W杯の舞台に立っているイングランド。しかし、ユーロ優勝時に活躍した主要選手MFリア・ウィリアムソン(アーセナル)、FWフラン・カービー(チェルシー)、FWベス・ミード(アーセナル)の3名は怪我のためメンバーから外れ、明らかに万全ではないスタートであった。
その上、今大会デンマーク戦では、MFキーラ・ウォルシュ(バルセロナ)が怪我で途中退場。またナイジェリア戦ではキープレイヤーであるFWローレン・ジェームズ(チェルシー)がレッドカードにより退場と波瀾続き。しかし、サリナ・ヴィーフマン監督を含めたチーム全員が試合を行う度に新しい可能性を感じているとも捉えられ、このメンバーでいかに戦うかを模索し続けて勝ち上がってきた。
実は大会約3か月前、4月12日に行われた国際親善試合で、イングランドはオーストラリアに0-2で敗れている。オーストラリアには女子サッカー界のスーパースターFWサム・カー(チェルシー)がおり、この強豪相手にどんな戦略で再戦に挑むのかが見どころだ。

W杯チャンピオンは単なる「優勝国」ではない
いよいよ8月20日には、スペイン、スウェーデン、イングランド、オーストラリアの中から、最新の世界チャンピオンが決まる。ここで優勝する国は、単に「W杯王者」という肩書きだけに留まらず、女子サッカーをさまざまな角度から世界中に広めるインフルエンサーとしての役割も担うことになるだろう。
国によって課題や状況は異なるものの、サッカー業界にも性別にまつわる問題はまだ多く、平等な環境が当たり前になるまで、しばらく時間を要するだろう。新しいW杯チャンピオンを先頭に、女子サッカー界の活躍と発展が、世界にどんなムーブメントを起こしてくれるのか期待したい。
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