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FC東京サポーターが観戦マナー違反。京都戦ゴール裏で威嚇行為と報告も

FC東京のゴール裏 写真:Getty Images

 FC東京は12日に行われた明治安田生命J1リーグ第23節で、京都サンガに2-0と勝利。しかしネット上では、ゴール裏にいたFC東京サポーターの違反行為が話題を呼んでいる。

 FC東京は味の素スタジアムで行われた京都戦で、前半36分にFW渡邊凌磨のゴールで先制。後半13分にはMF東慶悟の今季リーグ戦初ゴールにより追加点を奪うと、その後は京都の反撃を振り切って連勝を飾った。

 多くのサポーターが勝利の余韻に浸る一方、X(旧ツイッター)上ではひとりのサポーターが靴を履いたまま座席の上に立ち、かつ背もたれに足をかける時の画像が拡散。FC東京公式サイトに掲載されている「観戦マナー」では、「椅子に立ち上がる、または椅子の背もたれに足をかけての観戦、応援」が禁止行為として定められている。

 またFC東京サポーターとみられるSNSユーザーは、同一人物による禁止行為の繰り返しや、マナー違反を指摘した他サポーターに対して高圧的な態度をとるなど威嚇行為もあったと報告。クラブをはじめ関係各所に当該サポーターの処分を求める声が沸き起こっている。

 「観客席の上に立っての応援」というマナー違反は、今年5月7日にトランスコスモススタジアム長崎で開催されたJ2リーグ第14節V・ファーレン長崎対東京ヴェルディでも確認されている。

 この時は、東京Vがクラブ公式サイトを通じて「当日、観戦をされた皆様をはじめ、運営主管であるV・ファーレン長崎様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪。違反行為に及んだ複数の東京Vサポーターに対して、厳重注意したことも報告している。