ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は、今月2日に行われたアトレティコ・マドリードとのプレシーズンマッチで先発出場。試合後、スタジアムのファンに向かって厳しいメッセージを発信している。
同選手はプレーメーカー役であったダビド・シルバの現役引退もあり、インサイドハーフのポジションでスタメン出場。フリーキックから決定機を演出するなど好パフォーマンスを発揮し、60分にベンチへ退いていた。
スペイン紙『スポルト』の報道によると、久保は試合後のインタビューで以下のようなコメントを残したという。
「中立の立場である観客が、選手にブーイングするのは間違っています。ここでプレーするために長い距離を移動してきたのに、ブーイングを聞いて良い気分はしないですね」
また同紙は、ブーイングが鳴り響いた場面について「久保の主張は正しいが、ブーイングが鳴り響いた時、彼はすでにベンチへ下がっていた。(80分にアトレティコ所属FWメンフィス・)デパイのPK失敗が、スタジアムのファンをさらに憤慨させた」と綴っている。
ソシエダはこの後、アメリカに移動して6日のレアル・ベティスと対戦。13日のラ・リーガ開幕戦ではジローナと相対する。今季もソシエダ攻撃陣の中心選手として期待される久保だが、メキシコのサッカーファンに対して悪い印象を抱いたようだ。
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