Jリーグ 浦和レッズ

浦和サポーター、横断幕掲出で違反行為。天皇杯名古屋戦で警備員出動も

浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは今月2日の天皇杯4回戦で、名古屋グランパスと対戦。名古屋市のCSアセット港サッカー場で行われているが、一部サポーターの行為がネット上で話題を呼んでいる。

 浦和は公式サイトの「試合情報」において、ファン・サポーターに応援ルールを案内。大旗、振り旗、ゲート旗、オリジナルLフラッグ、横断幕は、事前申請が完了しているもののみ掲出可能となっているほか、警備員、係員の指示に従っての横断幕を掲出するよう呼びかけている。

 また天皇杯の主催者である日本サッカー協会(JFA)は、CSアセット港サッカー場における横断幕掲出エリアをアナウンス。アウェイゴール裏の南スタンドでは、「座席や通路、階段をまたいだ掲出およびスポンサー看板を隠しての掲出は不可」と案内しているほか、大型ビジョンとその周辺は立ち入り禁止エリアに指定している。

 しかし一部の浦和サポーターが大型ビジョン下部によじ登り、「BOYS」と書かれた横断幕を掲出する時の様子が、ツイッター(現X)上で拡散。警備員が現場に駆け付ける時の様子も捉えられている。それだけにネット上ではルール遵守を求める声が上がっているほか、違反行為に及んだサポーターの処分を求めるSNSユーザーもいる。

 両クラブの対戦では、今年4月9日の明治安田生命J1リーグ第9節で、豊田スタジアムのアウェイエリアを巡って紛糾。名古屋が浦和側の対応に遺憾を示すと、浦和は名古屋の声明に対して反論していた。

 それだけに今回の一部浦和サポーターによる行為をうけて、両クラブのサポーター間で豊田スタジアムのアウェイエリアに関する議論や批判の応酬も繰り広げられている。