京都サンガを今年6月に退団したブラジル人MFアラン・カリウスは今月、サウジアラビア国内クラブへ移籍。スター選手を相次いで獲得するサウジアラビア国内クラブの補強を称賛している。
サウジアラビアでは、かつてレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドなどに在籍していたFWクリスティアーノ・ロナウドがプレー。同選手がアル・ナスルの絶対的ストライカーとして活躍する中、今年夏にはFWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)やFWロベルト・フィルミーノ(リバプール)など大物選手のサウジアラビア1部クラブ加入が相次いでいる。
そんな中、カリウスは今月7日にサウジアラビア2部アル・ナジュマへの加入が正式決定。ブラジルメディア『terra』の報道によると、カリウスはサウジアラビア国内リーグに対する印象について以下のようなコメントを残したという。
「この国には非常に競争の激しいリーグがある。外国人選手が来ることで、さらなるレベルアップが期待されているが、サウジアラビアの選手たちのレベルも高い。大物選手が来ることで、世界中がサウジアラビアリーグに注目するわけだし、サウジアラビアの競争力とクオリティの高さを知ることになる。1部であれ2部であれ、すべてのクラブが素晴らしいチームを編成しようと努力しているんだ」
なおカリウスは、2021年7月からおよそ1年間サウジアラビア1部アル・アダラーFCでプレー。昨年7月に京都に加入したが、Jリーグでは出場機会に恵まれなかった。
ただ今年2月のJ1リーグ開幕前には、ブラジルメディア『iG Esporte』のインタビューで「日本のことやこの国の文化を気に入っているし、毎日学ぶことが多いんだ。日本人はとても礼儀正しく、温かく迎え入れてくれるよ」と日本に対する好印象を明かしていた。
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