ガンバ大阪所属の元日本代表FW鈴木武蔵は、22日に行われたセルティック戦で先発出場。セルティック所属FW前田大然と同様オフサイド判定によりゴールが認められなかったが、ネット上では判定の妥当性に関する議論が白熱している。
サッカーファンの注目を集めたのは、0-0で迎えた前半45分のシーンだ。FW宇佐美貴史が左サイドからペナルティエリア内へスルーパスを供給すると、鈴木が反応。相手守備陣の背後に抜け出してゴールネットを揺らしたが、審判はオフサイドと判定。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定はなく、セルティックのフリーキックで試合再開となった。
そんな中、ネット上では鈴木のポジショニングを捉えた画像が拡散。これによると、宇佐美がスルーパスを出す瞬間、セルティック自陣ペナルティエリア内の右側でセルティックの選手が鈴木よりもゴール寄りのポジションをとっている。
そのためサッカーファンからは「鈴木に対するオフサイド判定は誤審であり、ゴールが認められるべきだ」という意見が噴出。審判に対する批判や誹謗中傷メッセージも見られる。
また鈴木は今季ここまでJ1リーグ14試合の出場でわずか1ゴールと結果を残せていない。それだけに「オフサイド判定によって、復調のきっかけが潰された」といった声を上げるSNSユーザーもいる。
なおG大阪は後半40分に自陣でのミスから失点すると、0-1で敗れている。親善試合はいえ、ピッチでプレーしていた当事者は審判の判定に対して複雑な気持ちを抱いているかもしれない。
コメントランキング