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浦和Lに言及も。リンセンがなでしこフィーバー期待「WBC優勝時のように…」

ブライアン・リンセン 写真:Getty Images

 なでしこジャパン(女子日本代表)は今月22日、FIFA女子ワールドカップ・オーストラリア/ニュージーランド大会のグループリーグ初戦に臨む。そんな中、浦和レッズ所属FWブライアン・リンセンが日本の女子サッカーに言及。侍ジャパン(野球日本代表)のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝についても語った。

 なでしこジャパンのW杯本大会中継は開幕1か月前の時点でも未定だったが、今月13日にNHKでのグループリーグ3試合放送が正式決定。翌日に行われた強化試合でパナマ代表を5-0で下したこともあり、22日のザンビア戦を前になでしこジャパンへの注目度がにわかに高まっている。

 それだけに、リンセンも女子日本代表の躍進を願っている模様。オランダ紙『De Limburger』のインタビューで「なでしこジャパンがW杯で良い成績を収めたら、おのずと話題になるだろうね」と切り出すと、「WBCで日本代表が優勝した時のような感じになるだろう。その時はチームメイト全員とテレビ観戦していたよ」と、WBC優勝時に劣らない“なでしこフィーバー”を期待している。

 ただ一方で、同選手は女子日本代表のレベルについて「日本の女子選手が最高レベルでプレーするかどうか、僕には分からないね」とコメント。MF猶本光ら4選手をW杯日本代表に輩出した三菱重工浦和レッズレディースとの関わりについて、以下のようなコメントを残している。

 「僕は(三菱重工浦和)の選手のプレーを見たことがないんだ。フェイエノールトとは違って、(三菱重工浦和は)僕たちとは別のスタジアムで試合をするからね。同じ場所で練習しているわけではないけど、時々彼女たちと会うんだ」

 なお2022/23シーズンのWEリーグ覇者である三菱重工浦和は、女子W杯開幕を前に2023/24シーズンのユニフォーム販売なしを公式発表。FW岩渕真奈(無所属)やFW永里優季(シカゴ・レッドスターズ)が反応したほか、ネット上では女子サッカー人気低下を危惧する声が沸き起こっている。