元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツでプレー。移籍先候補がブンデスリーガ(ドイツ1部)MF長谷部誠擁するアイントラハト・フランクフルト、リーグアン(フランス1部)LOSCリールに絞られたとみられる中、現地メディアが本人の意向を報じている。
中村はオーストリア1部で2桁ゴールをマーク。ブレイクを果たしたこともあり、先月にはボルシア・ドルトムント、リバプールをはじめ10以上のクラブからの関心が伝えられていた。しかしフランスメディア『Sport』は今月17日、リール移籍の可能性を報じた上で「唯一のライバルクラブはフランクフルトだ」とリポート。FW伊東純也擁するスタッド・ランスへの移籍拒否もあわせて報じていた。
またリールのオリビエ・ルタン会長は中村獲得の可能性について「彼はとても興味深いプロフィールを持った選手だ。彼はリールでプレーすることにかなり興味を持っている」とコメント。クラブ間合意に達していないことを明かした上で、個人合意へ自信をのぞかせている。
しかしフランスメディア『L’Union』は18日、選手サイドの意向について「中村はフランスよりも、っドイツでのプレーを望んでいる」とリポート。ルタン会長の発言とは異なる内容を報じているが、フランクフルトの動きは明らかになっていないようだ。
リールはリーグアンを4度、国内カップ戦の6度制した強豪。2022/23シーズンは首位パリ・サンジェルマンから勝ち点18差の5位で終え、2023/24シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選出場を決めている。
一方フランクフルトは2021/22シーズンのUEFAヨーロッパリーグで優勝。ただ2022/23シーズンはブンデスリーガで7位に終わったほか、UEFAチャンピオンズリーグでもベスト16止まり。DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)も準優勝と無冠に終わっている。
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