元アルビレックス新潟所属選手のMF本間至恩は、ベルギー1部クラブ・ブルッヘのプレシーズントレーニングに参加。練習試合で結果を残していることもあり、同選手に対する評価が現地で高まっている。
本間は昨年7月に新潟からクラブ・ブルッヘのセカンドチームであるクラブNXTへ完全移籍。2022/23シーズンはベルギー2部リーグで17試合に先発出場し、4ゴール4アシストと結果を残していた。
そして5月28日に行われたベルギー1部プレーオフのKRCヘンク戦でトップチームデビューを果たすと、先月4日の最終節ユニオンSG戦で途中出場直後に同点ゴールをマーク。後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールをアシストし、チームの勝利に大きく貢献していた。
昨季終盤戦でのアピールもあり、本間はプレシーズントレーニングでトップチームに帯同。ベルギー紙『ヘット・ラーツテ・ニウス』は「本間がクラブNXTからクラブ・ブルッヘへ完全移籍することになった」と、同選手のトップチーム昇格を伝えている。
そんな中、クラブ・ブルッヘは今月15日の練習試合でオランダ1部ゴーアヘッド・イーグルスに2-1と勝利。本間は1-1で迎えた83分、左サイドからドリブルで駆け上がり、ペナルティエリアに侵入。右足を振りぬき、シュートをゴールマウス右隅に突き刺した。
ベルギーメディア『Voetbal』は16日、本間の活躍ぶりを特集。「クラブ・ブルッヘのサポーターは、クラブが本間をフルメンバーとして計算に入れることを望んでいる」とした上で、現地サポーターの声を紹介。主力選手としての積極起用を求める声が上がっているほか、クラブに契約延長交渉を求めるファンもいるという。
クラブ・ブルッヘはこの後、オランダ1部AZアルクマールと練習試合で対戦する予定。今月27日にはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選2回戦を控えている。本間のさらなる活躍が期待される。
コメントランキング