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なでしこの不人気ぶりも話題…NZで女子W杯初戦の無料チケットばら撒き

なでしこジャパン(女子日本代表)の選手たち 写真:Getty Images

 なでしこジャパン(女子日本代表)は今月22日、FIFA女子ワールドカップ・オーストラリア/ニュージーランド大会のグループリーグ初戦に臨む。しかしなでしこジャパンをはじめ、女子W杯参加国にとって厳しい現実が待ち受けているようだ。

 ニュージーランド紙『NZヘラルド』は今月13日に「女子W杯の売り上げ不振。2万枚の無料チケット配布」と見出しをうち、女子W杯の不人気ぶりを以下のように説明している。

 「参加チームが32か国に拡大され、これまでで最大規模の大会となる。国際サッカー連盟(FIFA)は、大会への多額の投資を裏付けるような記録的な視聴者数を期待している」

 「ただスタジアムの観客動員数が(女子W杯への注目度で)最も目に見えるバロメーターだ。NZ国内での盛り上がりは予想に及ばず、FIFAのチケット販売サイトに掲載されている29試合中、チケット売り切れもしくは売り切れ間近であるのはわずか6試合だ」

 また同紙の報道によると、4試合で先着5000名に無料チケットを配布する予定だという。その4試合の中には、7月22日開催の日本代表対ザンビア代表(ハミルトン)も含まれているとのこと。ハミルトンにあるワイカト・スタジアムの観客収容人数は25800人である。

 なでしこジャパンは14日に行われた強化試合でパナマ代表に5-0と快勝。NHKでの日本戦生中継も決まっただけに、日本国内でのさらなるなでしこジャパン後押しが期待される。