元日本代表MF長谷部誠の古巣であるドイツ2部ニュルンベルクは先日、大宮アルディージャからMF奥抜侃志を獲得。その奥抜が練習試合で1ゴールとアピールに成功。現地メディアから早速称賛されている。
奥抜は昨年8月に大宮からグールニク・ザブジェへレンタル移籍。ポーランド1部リーグで26試合に出場して4ゴールをマークするなど、主力選手として活躍。2022/23シーズン限りでザブジェを退団すると、スコットランド1部ハーツなど複数クラブからの関心が報じられる中、先月30日にニュルンベルクへの完全移籍している。
そんな奥抜はベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)から加入したFW林大地とともに、ニュルンベルクのトレーニングキャンプに参加。9日に行われた練習試合で林とともに前線3トップの一角で先発出場すると、前半に左サイドからドリブルで中央へ切れ込み、右足からのミドルシュートをゴールマウス左隅に突き刺したのだ。
ドイツ誌『ビルト』は試合後に「この日本人選手は大きな推進力、ダイナミズム、力強いドリブルを武器に、攻撃の局面でニュルンベルクに勢いを与えている」と奥抜を絶賛。ニュルンベルクに必要不可欠な戦力として評価している。
なおニュルンベルクは今月14日にDF冨安健洋所属アーセナルと対戦する。今月末にドイツ2部リーグ開幕戦を控える中、奥抜のさらなるアピールが期待される。
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