日本代表MF久保建英は、すでにラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダ残留を表明。MF鎌田大地やセルティック所属MF旗手怜央につづきサウジアラビア移籍の可能性が浮上したものの、総額250億円規模のオファーを拒否したと報じられている。
久保は先月2日のレアル・マドリード戦後に「来シーズンは100%ソシエダでプレーします」と残留を明言。今月はじめにもスペインのラジオ局『カデナ・セル』の番組内で「もう日本での休暇後に戻って来るための航空券も取りましたし、安くないです。ソシエダ以上に輝ける場所はないと思っています」
「僕はレアル・マドリードからソシエダにやって来ましたが、レアル・マドリードへの扉はもう閉まっています。ファンのみんなは冷静になってほしいですね」と、ソシエダ残留が既定路線であることを強調していた。
また先日には、セリエA(イタリア1部)ナポリ移籍の可能性が浮上。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が日本人選手獲得を公言していたものの、イタリア紙『Il Mattino』は「久保は今年夏に移籍するつもりがなく、ソシエダでのプレーを続けたいという自身の思いを改めて口にした。ナポリからオファーは届いていない」と伝えていた。
そんな中、スペイン紙『アス』が今月29日に「久保、アル・ヒラルからの年俸4000万ユーロ(約63億円)、4年総額1億6000万(約250億円)のオファーを拒否」とリポート。同選手とソシエダの現行契約には6000万ユーロ(約94億円)の契約解除条項が盛り込まれているが、アル・ヒラルは契約解除金満額を支払う用意をしていたという。
また同紙は選手サイドの意向について「彼に迷いはない。ソシエダでのキャリア継続を望んでいる」とし、「ナポリもこの日本人選手に興味を示しているが、移籍に踏み切らないのは、移籍金が高額になることが理由だ」とナポリ移籍報道にも触れている。
日本人選手のサウジアラビア移籍報道を巡っては、サウジアラビア紙『オカーズ』が今月25日に「アル・イテハドが旗手獲得に近づいている」とリポート。しかし旗手の代理人は「彼は引き続きヨーロッパでプレーする。サウジアラビア移籍はない」と語ったという。
さらに今月29日には、ミラン行きが微妙と伝えられている鎌田にもサウジアラビア移籍の可能性が伝えられた。しかしイタリアメディア『カルチョメルカート』は「鎌田はサウジアラビアからのオファーに耳を傾けない。ミラン移籍がキャリアを続けるための完璧なステップだと考えている」と綴っている。
コメントランキング