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浦和、欧州3クラブとアマラウ争奪戦へ「スコルジャ監督猛プッシュも…」

ジョアン・アマラウ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、マチェイ・スコルジャ監督の教え子であるポーランド1部レフ・ポズナン所属MFジョアン・アマラウの獲得が噂されている。しかし浦和は欧州複数クラブとの争奪戦を余儀なくされるようだ。

 アマラウは身長172cmで両利きの攻撃的MF。ヴィトーリアSCやベンフィカなどポルトガル国内の複数クラブを渡り歩き、2018年7月にベンフィカからレフ・ポズナンへ完全移籍。2021/22シーズンにスコルジャ監督のもとで主力選手として活躍し、リーグ優勝に貢献していた。

 しかし2022/23シーズンはリーグ戦でのスタメン出場がわずか6試合。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも昨年11月から出番がなく、2023/24シーズンのプレシーズントレーニングに合流していないことから今夏移籍がほぼ確実とみられている。

 ポーランドメディア『WP SportoweFakty』は今月9日、アマラウの移籍先について「アマラウはヨーロッパから離れることになる。浦和を含むJリーグ複数クラブが彼に関心を寄せているが、浦和へ移籍する可能性が高い」と伝えていた。

 しかし同メディアは29日になって「浦和以外の選択肢もある」とした上で、「セルビア1部レッドスター・ベオグラード、(DF小川諒也の古巣である)ポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイス、FCファマリカンからもオファーが届いている」とリポート。「スコルジャ監督はアマラウに浦和移籍を強く勧めているが、獲得レースは眠らない」と、恩師の心境もあわせて伝えている。

 なおアマラウは川崎フロンターレ所属MFジョアン・シミッチやDFジェジエウらとともに、元バルセロナ所属選手であるデコ氏の顧客だった。しかしデコ氏のエージェント会社『D20スポーツ』は、今月20日に選手代理の活動終了を公式発表。アマラウの去就に何らかの影響があるものとみられる。