Jリーグ

【J1リーグ2023】第18節ベストイレブン

セレッソ大阪 MF喜田陽 写真:Getty Images

MF:喜田陽(セレッソ大阪)

第17節ではヴィッセル神戸を破り、上位勢を猛追するセレッソ大阪。今第18節はリーグ屈指の攻撃力を誇る北海道コンサドーレ札幌を相手に、4ゴールを挙げ大勝している(4-1)。そんな試合において、MF喜田陽は90分間を通して高いパフォーマンスを発揮した。こぼれ球に素早く反応して弾丸ミドルで3点目をもたらし、さらに終盤には精度の高いロングボールで4点目の起点にもなった。2点に絡む活躍で勝利の立役者となった。


ヴィッセル神戸 MF山口蛍 写真:Getty Images

MF:山口蛍(ヴィッセル神戸)

第17節(6月10日対セレッソ大阪1-2)で、第9節(4月22日対横浜F・マリノス2-3)以来となる敗北を喫したヴィッセル神戸。しかし、今第18節のアビスパ福岡戦では3-0と危なげなく勝利を飾った。試合中、魅せるプレーを連発したのがMF山口蛍だ。巧みなボールコントロールや華麗な落としで攻撃に絡み、2点目に繋がる活躍も見せた。守備でも相手のスピードを削ぐボール奪取など、安定感抜群の働きで魅了した。


横浜F・マリノス MF西村拓真 写真:Getty Images

MF:西村拓真(横浜F・マリノス)

サンフレッチェ広島との上位対決に臨んだ今第18節の横浜F・マリノス。1-0と競った試合の中、終盤まで豊富な運動量で攻守に貢献していたのがMF西村拓真だ。今節もトップ下に入り、前線からのプレスや決定機の創出に躍動。貴重な先制点のきっかけとなるボール奪取に絡むなど、チームの5連勝に貢献した。


セレッソ大阪 FW加藤陸次樹 写真:Getty Images

FW:加藤陸次樹(セレッソ大阪)

リーグ屈指の攻撃力を誇る北海道コンサドーレ札幌を相手に、お株を奪うような激しい攻撃でこれを破ったセレッソ大阪(4-1)。なかでも、FW加藤陸次樹の活躍は大きかったと言えよう。鋭いクロスで早々の先制点をアシスト。さらにわずかな隙を見逃さず、こぼれ球を拾って強烈なミドルシュートを叩き込みゴールもマーク。1ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献した。今季はスタメン出場の少ない加藤だが、今節の活躍で次節以降は波に乗れることだろう。


FC東京 FWディエゴ・オリヴェイラ 写真:Getty Images

FW:ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)

3連敗の末、監督交代にまで至ったFC東京。新体制の初陣となった今第18節だが、FWディエゴ・オリヴェイラの安定感は微塵も揺るがないものだった。堅守の名古屋を相手に、技ありの振り向きざまシュートで先制点をマーク。後半にはピンポイントのクロスに頭で合わせ2点目も挙げた。献身的な前線でのプレスも多く見られ、攻守両面での活躍はチームに久々の勝利を呼び込んだ(2-0)。


サガン鳥栖 FW小野裕二 写真:Getty Images

FW:小野裕二(サガン鳥栖)

開幕戦の大敗(対湘南ベルマーレ1-5)から約4ヶ月。同じ対戦相手に大勝を収めた今第18節のサガン鳥栖(対湘南ベルマーレ6-0)。そんなリベンジマッチで、FW小野裕二はハットトリックを果たす活躍で鳥栖に勢いをもたらした。先制点、2点目のボレー、PKといずれも丁寧に蹴り込み湘南を圧倒。これで鳥栖は7戦負けなし。開幕戦の雪辱を果たし、後半戦に向けて勢いをつける勝利となった。

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名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
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