かつてガンバ大阪に在籍していた韓国代表FWファン・ウィジョは、今月末にプレミアリーグ(イングランド1部)ノッティンガム・フォレストから韓国1部FCソウルへのレンタル移籍期間が満了を迎える。そんな中、本人は今月20日のエルサルバドル戦で先制ゴールをマーク。試合後に自身の去就について語った。
ファン・ウィジョは、昨年8月にフランス2部ジロンダン・ボルドーからノッティンガムへ完全移籍。ノッティンガムではプレーせず、オリンピアコスへ1年レンタルにより加入したが、今季序盤から不振に喘ぎ昨年10月下旬以降は全試合でベンチ外。今年2月にオリンピアコスとのレンタル契約を打ち切り、FCソウルへ加入すると、韓国1部リーグ戦15試合の先発出場で4ゴール2アシストをマークしている。
米メディア『ジ・アスレチック』は今月9日、同選手の今後について「ノッティンガムで余剰戦力とみなされている。一度もクラブでプレーしたことがないまま退団するかもしれない」とリポート。「ファン・ウィジョは現在30歳だが、おそらく彼の獲得は最も奇妙なものに感じる」と、クラブの補強戦略に疑問を投げかけていた。
一方で韓国メディア『マイデイリー』の報道によると、選手本人はエルサルバドル戦後のメディアインタビューで「いつもそうだったけど、僕はノッティンガムに復帰する。年齢を重ねてから欧州に行った。長い間プレーして経験を積み上げた。もう1度自分自身を試してみたいんだ」と語っていたとのこと。同メディアは「今月にFCソウルとの契約が終了するため、ノッティンガムに復帰するか、FCソウルとの契約を更新するか決断しなければならない」としている。
なお英メディア『フットボール・インサイダー』の報道によると、ノッティンガムの攻撃陣ではFWエマヌエル・デニスとFWサム・サリッジに退団の可能性がある模様。セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧に関心を寄せているという。
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