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神戸復帰は?森岡亮太が今夏移籍へ。シントトロイデン関心も「年齢ネック」

森岡亮太 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸に在籍していたMF森岡亮太は、ベルギー1部シャルルロワSCで来季の構想から外れた模様。アルビレックス新潟からMF伊藤涼太郎の獲得を決めたシント=トロイデンVV(STVV)をはじめ、ベルギー国内の複数クラブが森岡に関心を寄せているようだ。

 森岡はアンデルレヒトで出場機会に恵まれず、2019年1月にシャルルロワSCへ移籍。シャルルロワSC加入後は主力選手として活躍しており、今季も開幕から第14節までは10試合に先発出場していた。しかし成績不振によりエドワード・スティルからフェリス・マッズに監督が代わると、出場機会が激減。第15節以降はスタメン出場わずか1試合に終わったほか、3月はじめに負傷離脱。今季最終戦でベンチメンバーに復帰したが、出番はなかった。

 ベルギー紙『ラ・デルニエール・ウール』の報道によると、森岡はシャルルロワSCとの契約を来年6月まで残しているが、すでにマッズ監督の構想から外れているとのこと。ベルギー2部KMSKデインズが来季1部昇格を掲げる中、すでに選手サイドにコンタクトをとったという。

 また元神戸指揮官のトルステン・フィンク氏を招へいしたSTVVも、森岡に関心を寄せている模様。ただ記事内では「STVVは多くの日本人選手を獲得しているにもかかわらず、選手の年齢を理由に森岡の獲得を躊躇している」と綴られている。

 なお同紙の報道によると、森岡本人はベルギー国内でのプレーを望んでいるとのこと。そのため、神戸復帰の可能性は低いとみられる。