FC東京からポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイス(ヴィトーリアSC)へ期限付き移籍のDF小川諒也は、今月末の期限付き移籍期間満了をもってヴィトーリアSCを退団することが確実とみられている。そんな中、小川のチームメイトであるFWジョタ・シルバにJリーグ移籍の可能性が浮上している。
現在23歳にシルバは、左サイドを主戦場とする右利きのアタッカー。2021年1月から1年半にわたりカーザ・ピアACでプレーした後、昨年7月にカーザ・ピアからヴィトーリアへ完全移籍。今季は開幕当初に左サイドでの先発出場が続いたものの、昨年9月にベンチ要員に降格。それでも年明けから右サイドでレギュラーに定着すると、リーグ戦22試合でスタメン出場し2ゴール2アシスト。チームの来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選出場権獲得に貢献している。
ポルトガル紙『OJOGO』の報道によると、今年4月時点でFWオナイウ阿道所属のトゥールーズFC、セリエAモンツァ、それにJリーグクラブがシルバの争奪戦を繰り広げていたが、今月に入ってナントも同選手の獲得に動いているとのこと。
同選手とヴィトーリアの契約期間は2025年6月までであり、2000万ユーロ(約28億円)の契約解除条項が盛り込まれているほか、4月にはヴィトーリアがトゥールーズからの移籍金500万ユーロ(約7億1000万円)によるオファーを却下したと報じられている。
なおJリーグクラブに関しては、昨年にクラブ幹部が現地へ赴き交渉に当たったものの、ジョタはヴィトーリアSCへ完全移籍。移籍後も同選手の動向を注視しているという。
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