かつて浦和レッズでプレーしていた日本代表DF橋岡大樹には、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)からブンデスリーガ(ドイツ1部)ケルンへ移籍する可能性が報じられている。そのケルンは橋岡以外にも日本人選手の獲得を狙っているようだ。
橋岡についてはベルギーの地元メディア『Truineer』が今月5日に「ケルンはすでにSTVVに対して、橋岡の獲得オファーを提示している。移籍金は150万ユーロ(約2億2000万円)だ」とリポート。橋岡本人も今年2月にベルギー紙『Het Belang van Limburg』のインタビューで「みなさんご存知の通り、僕はもっと上を目指しています。この夏にステップアップ移籍が可能なら、お願いしたいですね」
「ベルギーで2シーズンプレーする中でたくさんのことを学びました。次のステップに進む準備はできていると感じています」と移籍の可能性を示唆していた。
すると『Geissblog』をはじめ複数のドイツメディアは「ケルンが3部降格クラブのアルミニア・ビーレフェルトからMF奥川雅也の獲得を狙っている」とリポート。これにっよると、ケルンのステッフェン・バウムガルト監督は今年4月上旬の記者会見で「奥川は実に興味深い選手だ」と、同選手への関心を認めたという。
また2部16位のビーレフェルトは、プレーオフで3部4位のヴェーエン・ヴィースバーデン相手に2試合合計1-6と惨敗。奥川はビーレフェルトとの契約を2024年6月まで残しているが、『Geissblog』は「3部降格によりフリーで獲得可能だ」と伝えている。
奥川は2015年6月に京都サンガからオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ移籍。欧州の複数クラブを渡り歩き、2021年1月からビーレフェルトでプレー。今季はドイツ2部リーグで25試合にスタメン出場し、5ゴール10アシスト。ただ先月上旬に鎖骨を骨折して一足早くシーズンを終えていた。
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