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アーセナル冨安健洋に早期復帰浮上!英紙が起用法の変更予想も

冨安健洋(写真左) 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、今年3月に右ひざを手術。来年以降に復帰する可能性が報じられていたが、ここにきて早期復帰の可能性が浮上。現地メディアは、復帰後の起用法についてもあわせて伝えている。

 冨安は今季序盤、DFキーラン・ティアニーから左サイドバックのレギュラーを奪うなど好調を維持。しかしFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後、右サイドバックの控えに降格すると、今年3月16日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)スポルティングCP戦で右ひざを負傷。手術により一足早くシーズンを終えている。

 同選手の復帰時期については、英紙『テレグラフ』が先月に「彼は手術を受けた後、クリスマス時期まで戦列を離れる可能性がある。そのため、ミケル・アルテタ監督は今年夏の移籍市場で冨安の不在をカバーする選手を探さなければならない」と報じていた。しかし英紙『サン』の報道によると、復帰時期が来年以降から今年10月中旬まで前倒しになる可能性があるという。

 また英メディア『フットボール・ロンドン』は7日、来季のアーセナルの布陣を予想。ディフェンスラインでは「バジャドリード所属DFイバン・フレスネダの獲得に成功した場合、冨安は左サイドバックにコンバートされる」と予想している。

 アーセナルは2003/04シーズン以来となるプレミアリーグ制覇に近づいたものの、冨安ら複数選手の負傷離脱により終盤に失速。首位マンチェスター・シティから勝ち点5差の2位に終わった。