セルティック所属FW古橋亨梧は、絶対的ストライカーとしてスコットランド1部リーグ連覇に貢献。今年6月に行われるキリンチャレンジカップ2試合のサッカー日本代表「森保ジャパン」に選出されている。その古橋が、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)の日本代表メンバー落選や、セルティックでの好成績について語った。
古橋は2021年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、海外挑戦1年目から主力選手として活躍。今季はリーグ戦36試合の出場で27ゴールをマークすると、スコットランドリーグの年間最優秀選手賞を受賞。先月7日のハーツ戦では今季公式戦30ゴール目をあげるとともに、チームをリーグ連覇に導いている。
一方、森保ジャパンでは出場機会に恵まれず、昨年9月のキリンチャレンジカップ・エクアドル戦でアピールに失敗。カタールW杯や今年3月のキリンチャレンジカップで代表落選も、セルティックでの活躍もあり約9ヶ月ぶりとなる代表復帰を果たした。
そんな古橋は今月、英メディア『BBC』のインタビューに対応。カタールW杯の代表落選について、「あの時は落ち着くのがとても難しかったですね。とても残念だったんですけど、チームメイトはみんな『大丈夫だ。シーズン残り試合で素晴らしいパフォーマンスを見せるはずだよ』と言ってくれたんです」と回顧。
「チームメイトのサポートがとても助けになって、再び自分のことを信じるようになりました。その後も毎日ハードワークを続けました。それが良いパフォーマンスにつながったと思います。自分を信じ続けたのが大きかったですね」と、チームメイトからの励ましを受けて心境が変化したことを、好調の要因に挙げた。
セルティックは今月3日にスコティッシュカップ決勝を控えている。スコットランド3冠がかかる一戦であるだけに、古橋の活躍が期待される。
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