久保建英がソシエダ残留宣言「レアル復帰はない」サポーターに注文も

　ラ・リーガ（スペイン1部）レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英が、レアル・マドリード復帰の噂に反応。来季もソシエダでプレーする意向を改めて表明している。

　久保は昨年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。ソシエダと2027年6月までの5年契約を結ぶと、主力選手として活躍。リーグ戦34試合の出場で9ゴール4アシストという好成績を残すと、クラブも来季UEFAチャンピオンズリーグ出場を決めている。

　そんな久保は先月2日のレアル・マドリード戦後に「来シーズンは100%ソシエダでプレーします」と残留を明言。しかし現地ではレアル・マドリード復帰の可能性が盛んに報じられたほか、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督も「我々は久保を見守っている」と語っていた。

　しかし本人は今月2日、スペインのラジオ局『カデナ・セル』の番組に出演した際、自身の今後について聞かれると「もう日本での休暇後に戻って来るための航空券も取ったし、安くない。ソシエダ以上に輝ける場所はないと思っている」

　「僕はレアル・マドリードからソシエダにやって来たけど、レアル・マドリードへの扉はもう閉まった。ファンのみんなは冷静になってほしい」とレアル・マドリード復帰報道を一蹴。先月につづき、再びソシエダ残留が既定路線であることを強調するとともに、ファンにも注文をつけた。