かつて清水エスパルスでプレーしていたブラジル人DFウィリアム・マテウスが今月1日、ブラジル3部フィゲイレンセFCに契約解除を申し出るとともに、現役引退の意向を明かした。
マテウスはブラジル国内の複数クラブやフランス1部トゥールーズでプレー。2021年にブラジル1部コリチーバから清水へ完全移籍したものの、J1リーグでほぼ全試合ベンチ外。YBCルヴァンカップ2試合の出場にとどまり、2021年6月に家庭事情により契約解除していた。
そして清水退団後はブラジル1部ECジュベントゥージへ加入。2021シーズン後半戦にゲームキャプテンとしてチームを支えていたが、昨年7月以降は出場機会が激減。今年1月にフィゲイレンセFCへ移籍すると、ブラジル3部リーグでここまで5試合中4試合に先発出場していた。
しかしブラジルメディア『グローボ』の報道によると、マテウスは膝に慢性的な痛みを抱えていたことにより、現役引退を決断したとのこと。フィゲイレンセFCとの契約は2024年12月まで残っているが、先月末にクラブ幹部に契約解除を申し出たという。
また本人は『グローボ』のインタビューで「残念ながら、僕が愛し、サッカーを始めた場所であるフィゲイレンセでキャリアを終えることをみんなに伝えたい。ここ数年、私は治療が困難な膝の痛みに悩まされてきた。困難を克服するためにできる限りのことをしてきたけど、うまくいかないんだ」と語ったという。
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