明治安田生命J2リーグのレノファ山口は5月29日、フアン・エスナイデル氏の監督就任を公式発表。同氏の監督業再開が話題を呼ぶ中、ジェフユナイテッド市原・千葉時代の通訳担当であった渡邉幸治氏とのコンビ再結成が実現している。
同氏はかつてハビエル・アギーレ元日本代表監督の通訳として活躍。2016年11月にスタッフとして千葉入りを果たすと、2019年3月までエスナイデル監督の通訳を担当。1年目の2017シーズンはJ1昇格プレーオフに食い込むなど結果を残したものの、翌2018シーズンは守備が崩壊し14位で終了。2019シーズンも開幕スタートダッシュに失敗し、3月にエスナイデル監督がクラブを離れていた。
そんな渡邉氏は千葉退団後、2020/21シーズンからB3リーグ(ジャパン・バスケットボールリーグ3部)のベルテックス静岡でファクンド・ミュラーHC(ヘッドコーチ)の通訳を担当。2021/22シーズンからはチームマネージャー業も兼任していたが、今年5月31日をもって契約満了により静岡を退団した。
渡邉氏は静岡での契約満了について「日頃よりベルテックス静岡をご声援いただき誠にありがとうございます。これまでご支援・ご声援いただきましたスポンサー様、関係者の皆様、そしてファンの皆様に心から感謝申し上げます。今後ともベルテックス静岡のご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします」とチーム公式サイトを通じてファンにメッセージを送っていた。
すると山口は今月1日、渡邉氏の通訳担当就任を公式発表。同氏は「レノファ山口FCを応援していただいている皆様、このたび監督通訳を務めることになりました渡邉幸治と申します。このような機会を与えていただいた関係者の皆様に感謝を申し上げます。エスナイデル監督が掲げる攻撃的でダイナミックなサッカーを言葉で支えられるように、良い時も悪い時も、選手・スタッフ、チームを支えてくださる方々と共鳴できるよう努めます。よろしくお願い致します」とコメントを残している。
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