日本代表MF鎌田大地は、今季限りでのブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト退団が正式決定。MF本田圭佑の古巣であるセリエA(イタリア1部)ミランとの合意に迫る中、現地では両者の契約内容が報じられている。
イタリア紙『トゥットスポルト』は27日に「鎌田はミラン移籍に“イエス”と答えた」と見出しをうち、同選手の去就を特集。「ミランはかなり長い間、彼の代理人と交渉してきた。合意間近であり、最後のゴーサインを出すだけだ」と綴っている。また両者の契約内容については「年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約」と報じている。
鎌田にはセリエA覇者ナポリ移籍の可能性も報じられていた。しかしイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は15日に「ナポリと鎌田の交渉に中断の可能性。代理人の要求に一致していない」とリポート。ナポリは年俸の上限額を350万ユーロ(約5億2000万円)に設定しているが、選手サイドは400万ユーロ(約5億9000万円)~500万ユーロ(約7億4000万円)を要求しているとみられていた。
またドイツ誌『ビルト』は先月末に鎌田のボルシア・ドルトムント移籍拒否の可能性を伝えた際、ドルトムントのオファー内容を「年俸600万ユーロ(約8億9000万円)の5年契約、契約金含めて総額4000万ユーロ(約58億円)」と伝えていた。
鎌田はフランクフルトの主力選手として、昨季のUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献。今季もリーグ戦32試合の出場で9ゴール6アシストをマーク。27日のブンデスリーガ最終節SCフライブルク戦では、1-2で迎えた83分に自らのクロスから同点ゴールをアシストしている。
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