かつて京都サンガでプレーしていたシャルケ所属MF上月壮一郎は、今年2月に足首を負傷。チームがブンデスリーガ(ドイツ1部)残留争いを強いられる中、一足早くシーズンを終えた。
同選手は昨年8月にU23シャルケへ加入すると、昨年末に2025年6月までのプロ契約を締結。今年1月21日のアイントラハト・フランクフルト戦でブンデスリーガデビューを飾り、攻撃陣の主力選手として活躍していたが、今年2月の練習中に足首を負傷。クラブは3月13日に足首の手術実施を公式発表していた。
そんな上月は今月16日、自身のツイッターアカウントを通じてグラウンドでのトレーニング再開を報告。ドイツ紙『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ・ツァイトゥング』は「彼は今月23日、離脱後初めてボールを使ったトレーニングを行った」としつつも、「今シーズン再びプレーすることはない」とリポート。27日のブンデスリーガ最終節RBライプツィヒ戦でもベンチ外という見通しを示した。
シャルケは20日に行われた第33節アイントラハト・フランクフルト戦で鎌田にゴールを許したものの、2-2の引き分けで終了。2部自動降格圏内の17位に沈んでいるが、残留圏内の15位VfBシュツットガルトとの勝ち点差はわずか「1」である。
また日本代表DF吉田麻也とシャルケの契約については、ドイツ誌『ビルト』が昨年12月に「シャルケがブンデスリーガに残留した場合、吉田も残留する。その場合、彼の契約は今季終了時に切れるのではなく、自動的にもう1年延長される」と報道。2部降格時が契約満了による退団が確実とみられている。
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